秋晴れの休日、神保町へ行ってきた。
交差点から小道に入るとそれはある。喫茶店が連なる通りだ。
まるでホビットの館のような『さぼうる』。
私が喫茶店デビューを飾ったお店である。
短大時代、古本目当てで神保町に通っていた。喫茶店のレトロ感漂う明かりは魅力的だった。
しかし、入る勇気がなく卒業の日を迎えたのだ。
でもどうしても『さぼうる』へ行きたい。振袖姿で、初めてさぼうるに行ったのだった。
タンゴ喫茶『ミロンガヌォーバ』
さぼうる以外の喫茶店に、ほとんど行ったことが無かったが、イナモダ様のアドバイスを頂き今回はここでランチ。
タンゴを聴きながら、初めてジャンバラヤを食べる。
さて、これからどこへ行こうか。
通りを抜けるとすぐ、何やら盛り上がっております。
それではしばし、古本の世界へ・・・・・・。
ここはどこだっ。気がつくとコーヒーにシフォンケーキがあるじゃないか!!
そう、『珈琲専門店伯剌西爾』だ。
神保町をあちこち巡って、あの小道あたりに戻ってきたのだ。
壁には動かない古時計。しばし、時間よ止まって下さい。
珈琲の香りがふわりと漂った。